歯の変色原因には2種類あります。
・外因性:むし歯やステイン(表面の汚れ)によるもの
・内因性:遺伝や代謝(歯の中心には血管が走っており循環しています)・薬剤の作用によるもの
外因性の変色はバイオフィルムを取り除くことによって改善できます。
内因性の変色は歯の成り立ちなどが関わってくるため、ホワイトニング材を歯に浸透させることが必要となります。
※ 永久歯は生まれてから6歳頃までに、あごの中ですでに作られています。そのため、歯が作られる過程で変色の原因物質が歯に取り込まれると「変色歯」となります。
黄色やオレンジ系の変色歯はホワイトニングの効果が出やすいのですが、グレー系の変色歯は効果が出にくいと言われています。
下記のケースは歯の変色を主訴としていらっしゃった患者様です
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用しておこないました。
オフィスホワイトニング直後はあまり改善された印象がなかったのですが、6ヶ月ぶりのメンテナンス時に撮った写真を比較してみました。
どうやら効果が出ているようで、経過を追ってみるものだなぁと実感しました。
このようなことで日常生活において少しでも気分をあげていただけたら幸いです。
日本の薬事法では、市販品への歯の漂白剤は認められておらず、歯科医院の処方でのみ漂白剤を使用することができます。
むし歯があった場合に漂白すると痛みを伴う場合がありますので、事前の診査は必要です。安心・安全で効率的にホワイトニングを受けていただけたらと思います。
当院ではこちらから歯の漂白(ホワイトニング)をおすすめすることはありません。
患者様からご要望があったときのみおこなっています。
ご興味ありましたらお気軽にお声掛けください。