日がずいぶんと長くなってきたなぁと思っていたら、もう夏至なんですね。
光り輝く金星が夕方にぽつんと西の空で出迎えてくれます。
先日、国立天文台水沢観測所所長 本間希樹先生の講演会を聴きにいってきました。昨年公開されたブラックホールの撮影にも関わっていた先生です。
日が暮れ始めた夕方6時、会場は船橋市のプラネタリウム。
ふだん夜空を見上げることはあっても、宇宙についてはさっぱりな自分。予備知識を持たないまま、出かけました。
タイトルは「見えた!ブラックホール」。国際チームとして8つの電波望遠鏡を合わせて撮影したいきさつやブラックホールの構造をわかりやすく解説してくださいました。
講演後、質疑応答の時間。
質問がいくつもあって、それぞれに丁寧かつ聴講者にもわかりやすく答えていた姿が印象に残りました。子どもからの質問も多くあり、とても勉強になりました。
本間先生はNHKラジオ 子ども科学電話相談にも出演されています。
理論だけでなく、ブラックホールを撮影し画像として残せたことは大きな意義があるとおっしゃっていました。
当院でもお口の状況説明に写真を撮って解説することがあります。
画像を見ながらのほうが理解は深まると感じているので写真はよく用います。
口腔内の撮影自体はまったく難しくありません。
本間先生とはレベルが全然違います。
宇宙の話とは規模が小さすぎてたいへん申し訳ないのですが、画像の重要性についてはとても共感してしまいました。
船橋市のプラネタリウムは今年の冬に改修工事予定でそのあいだはしばらく休館するそうです。
今回はじめて訪れましたが存在が一気に近くなりました。
リニューアル後も楽しみです。