歴史ものが苦手です。
そんな自分は大学受験のとき、たんなる憧れから世界史を選択して失敗した経験があります。
日本史さえよくわからないのに、対象が広範囲におよぶ世界史はもうなにがなんだか・・・。
最近は人物やその背景を追ってみていくことのおもしろさがわかってきて多少は理解できるようになりました。
あの頃は切り取って考えすぎていたのだと思います。
ものごとに対処するとき、まずは俯瞰する目をもつことが大事と思います。自分の立ち位置を把握する。
突き進んでばかりいると、同じところに戻っていたりぐるぐる回っているだけなんてこともあります。
今回、このような本を目にしました。
『マンガでわかる!うつの人が見ている世界』
うつの人に限らず、誰にでも当てはまることがあるように感じました。
当事者目線で書いてあり、専門の先生からのコメントも載っています。
やさしい語り口が耳に心地よく、気持ちがやわらぎすんなり言葉が入ってきました。
難しいことを言われると思考停止に陥ることがあります。
わからないとき聞き逃したときは、もう一度たずねられればよいのですけれど、そう口に出せないこともあるでしょう。
相手を理解するのはたやすいことではないですが、察することはできるかもしれません。