佐倉出身の洋画家を取り上げた「浅井忠 あちこちに行く」。
千葉県立美術館開館50周年の企画展に行ってみました。
寒空のなかモノレールに乗り美術館にたどり着いてみたら、想像していた人となんかちがう…。
あとで調べてみると、わたしがほんとうに見たかったのは他の美術館で開催されており、しかもすでに終了していました。
気を取り直してじっくり鑑賞することに。
画家というと悩み多き部分に触れる展示が必ずといっていいほどあるように感じますが、今回はすこし様子が違いました。
浅井忠の人柄なのか運なのか。
苦悩もあったとは思いますけれど、海外で研鑽を積みつつそこでの暮らしを謳歌している雰囲気が全体的に伝わってきました。
注)友人に送ったこのような絵葉書もありましたが、デッサン・水彩画・油絵などが数多く展示されています。
今回いちばん印象に残ったのが最後のコーナー。
これはだれ?
よく見ると、明治時代を生きた浅井忠が現代にいたとしたら?を生成AIがイメージした画像とのこと。
タイムスリップさせたらこうだったかも。
こういう人ふつうにいるなぁ…。
浅井忠さんを身近に感じられた一日でした。