むし歯の再発を防ぐことはとても大切です。せっかく治した歯だからこそ丈夫で長持ちさせたいものです。保険診療では費用の負担が少ないメリットはありますが、材質などに制約が生じてしまいます。
お口の状態や咬み合わせは個々に異なりますので治療方法を選択するにあたっては、ご希望を考慮しつつ適した方法・材質をご提案させていただいております。
どんなに耐久性がよくてもすぐにだめにしてしまってはもったいないことです。審美性・耐久性・生体親和性などにおいてそれぞれに特徴がありますので、メリット・デメリットを十分説明し納得できる方法を選んでいただいております。
【審美性】
見た目ではセラミックに勝るものはありません。透明感のある自然な色調を出すことができます。セラミックとはいわゆる陶器です。表面性状も滑沢でプラークがつきにくく変色も非常に少ないというメリットがあります。
保険対応のプラスチック製ではセラミックと比較すると、変色しやすい点や表面が粗造のためプラークが付着しやすい・傷がつきやすい・摩耗しやすい点などがデメリットとなります。
30代女性
e-maxにて修復
【耐久性】
メタルがもっとも丈夫です。この点だけを考慮するとゴールドが最適です。硬いだけでなくほどよい柔軟性を兼ね備えており、欠ける心配もありません。
奥歯の治療や歯ぎしりする方などは特に考慮する必要があります。
ものがつまるとの主訴 70代女性
ジルコニアブリッジにて修復
¥100,000~(税込)
透明感のある自然な仕上がりが得られます。
¥110,000~(税込)
耐久性も高く、当院では多数歯におよぶ場合に使用します。
¥120,000~(税込)
金属のフレーム(内面)にセラミックを焼き付けたもの。耐久性に優れています。
¥110,000~(税込)
生体親和性がよく耐久性もあり丈夫です。なじみがよく歯にしっかりフィットします。奥歯の被せ物に適しています。
¥65,000~(税込)
¥45,000~(税込)
プラスチックにセラミックの粒子を混合させたもの。セラミックよりやわらかいため割れに強いのが特徴です。
¥60,000~(税込)
詰め物・被せ物と同様に、自由診療では入れ歯でもいろいろな素材が使われています。自由診療ではどのような入れ歯を作ることができるのか、ご紹介しましょう。
入れ歯をお口の中に固定させる床の部分を金属で作った入れ歯です。保険診療の入れ歯は食べ物をかむという機能を回復してくれますが、味覚という点では問題があります。金属床は薄く均一に作製でき、プラスチックに比べて熱をよく伝えてくれるので味の感覚が鮮明になります。
一方で、下あごには適応が難しい場合があります。また金属アレルギーがある人は使えません。
入れ歯を固定する金具がない入れ歯です。保険診療の部分入れ歯は、金具をご自身の歯に引っ掛けて固定するため、土台になっている歯に負担がかかりやすく、金具が目立ちやすいという問題があります。ノンクラスプデンチャーはこの金具の部分がないため、残っている歯を守ることができ、見た目も自然です。
保険診療、自由診療いずれの入れ歯にしても、お口の状態は歳を重ねるごとに変わっていくので、定期的な調整が欠かせません。
歯に付着した着色はクリーニング(PMTC)などで落とすことができます。
PMTCとは、専用のジェルを使用しバイオフィルムを除去、歯面のつや出しを行うので滑沢な歯になります。PMTCを行うことで新たなバイオフィルムが付着しにくくなるため、定期的なクリーニングをおすすめしています。
歯自体の黄ばみ(内因性の変色)にはホワイトニングを行うと効果的です。
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニングがあります。
当院ではホームホワイトニングを取り扱っております。時間がかかるというデメリットはありますが、後戻りはオフィスホワイトニングに比べるとゆるやかではあります。
ホームホワイトニング(ティオンホーム) | ¥24,000(税込) |
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リフィル(2本) | ¥4,000(税込) |