ひとさまからの批判にさらされるのはあまり気分のよいものではありません。
けれども、いち意見としてとらえれば受け取り方も変わってきます。
ものごとを多角的にみる姿勢は常にもっておく必要がありますが、診療所内だけですとつい弱りがち。
日々の研鑽はもちろんですが、自分の診療内容をみてもらうのはたいへん刺激になります。
先週、自院の症例をあるスタディグループで発表させていただきました。
インプラントを含むかみ合わせがからんだケースです。
あまりこういった機会はないのですが、ある勉強会に入っておりまして、そこでのプレゼンテーション。
インプラントありきではありませんが、うまく使うと全体的な長期安定の支えになります。
ただし、かみ合わせの調整により慎重さが求められ お口全体をみながら判断していく必要があります。
参加されている先生からの質問やいろいろな視点からのご意見を頂戴し、おおいに勉強になりました。
もちろん、患者さんからの意思で治療方針は決定されます。
日常の診療でも学びの多い日々ですが、こちらも柔軟に対応していかなくては、と身がひきしまった経験でした。