雨上がりの日曜日、ひさしぶりに高尾山へ行ってきました。
駅に降り立った瞬間ふわっと木々の香りに包まれて、おもわず深呼吸。
南側にある稲荷山コースへ向かいます。
登り口から5分もたたないうちに、おや?
足元に階段状の木板がいくつも新しく設置されています。
このコースは尾根づたいなのですが、以前から登山道の浸食がところどころすすんでいました。
距離にしてコースのざっと1/5ほどが木板で覆われた印象です。
形あるものはくずれる。
自然の摂理とはいえ登山客が多くおとずれる山、ほうっておくと危険がともないます。
人為的な破壊を防ぐためにも登山道の整備は欠かせません。
お口の中においても完全崩壊はなるべく避けたいものです。
ほころびは、早めに修復すれば被害は最小限に抑えられます。
修復しないまでも、扱いに気を付ければ現状維持を保てる場合もあります。
知っておくだけでも破壊の進行を防げるかもしれません。
自分の身体の声に耳を澄ませて、日頃のメンテナンスをしつつ上手にお付き合いできればと思います。